中古マンションを購入し、リノベーションをして暮らしているタカクラです。
今回は、我が家もリノベーションを機に採用した「対面キッチン」について書いていきたいと思います。
「対面キッチン」はリノベーション・リフォームでも人気の工事で、我が家も絶対に導入したい要件でした。
リノベーション会社さんのホームページやその実績を見ていても、対面キッチンの素敵な部屋が多いので、憧れてしまいします。
我が家も対面キッチンにリノベーションしてから1年近く経ったので、そろそろ感想をまとめてみたいと思います。
それではいってみよ!
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そもそも対面キッチンってどんな種類があるの?
対面キッチンにもいろいろな種類がありますので、一旦、整理してみます。
対面キッチンの種類その1:アイランドキッチン
キッチンが部屋の主役となる「アイランドキッチン」は、その名の通り「島」のように配置されたキッチンです。
キッチンの両脇は通路となっていて、キッチンからの行き来も便利。
基本的に、アイランドタイプに吊り戸棚は見たことないのもあって、これだけでは収納は足りないかもしれません。(上のイメージ写真は除く)
場所をとるキッチンですので、料理が趣味のご家庭や平米数がある部屋に向いています。
対面キッチンの種類その2:ペニンシュラキッチン
「ペニンシュラ」とは「半島」という意味です。
アイランドキッチンとは異なりキッチンの側面が壁に面しているタイプで、我が家が採用したのもペニンシュラキッチンです。
通路は片方にしかありませんが、その分は部屋が広く使えます。
リノベーションやリフォーム工事でも、アイランドと比べて変更が容易ともいえます。
吊り戸棚があるタイプ、ガスコンロ前に壁があるタイプなど様々ありますが、我が家はどちらも設けていないタイプです。
対面キッチンの種類その3:L型キッチン
対面キッチンとは言い難いかもしれませんが、L型キッチンも設置向きによっては、対面キッチンと同じメリットがあると思います。
アルファベットの「L」の形に設置されたキッチンで、キッチンの一部が壁付けされています。
そのため、対面側もコンパクトなサイズとなるので狭いスペースでも設置が可能になります。
L型キッチンは動きが少なく使いやすそうと思っていましたが、キッチンやパイプスペースの位置、アイランドやペニンシュラでは気にしなくて良い壁の向きなど、設置できる条件は限られているキッチンです。
対面キッチンの種類その4:Ⅱ型キッチン
キッチンとシンクを分けたキッチンのことです。
壁付けキッチンとアイランドキッチン、壁付けキッチンとペニンシュラキッチンのように分けることができます。
こちらもスペースは多く取るので、キッチンを部屋のメインとする贅沢な間取りになります。
アイランドキッチンやペニンシュラキッチンのように、コンロとシンクを横に繋げられない場合に有効です。
憧れの対面キッチンにした感想は?
憧れていた対面キッチンにリノベーションした感想ですが、、、個人的には大満足です!
大満足のポイントを書いていきます!
料理をしながら家族の様子が見られる!
以前の住まいはキッチンとダイニングが同部屋でリビングは扉を挟んだ別室でした。
対面キッチンは料理をしながら家族の様子が見られるので、反動もあって非常に満足のいく結果です。
対面キッチンにこだわった理由の一つに、「子供が勉強をしている様子がキッチンからでも見られるように。」という理由がありました。
これに関しては、子供が勉強嫌いなので効果があったとは言い難いですが。。
居心地が良くてキッチンに居座ってしまう!
もしかするとマイナス要素になるかもしれませんが、キッチンがリビング・ダイニングと一体化したことで、キッチンに居座るようになってしまいました!
リビングでゆっくりしている時間よりも、キッチンに置いた椅子からリビングのテレビを眺めたり、
キッチンで晩酌をしたりしています。
特に晩酌は、お酒もつまみも取りやすく、いちいち動かなくても良いので、スマホを眺めながらがリラックスする時間になります。
疎外感がなくなる!(番外編)
これは我が家の感想ではなく、リノベーションをした知り合いに聞いた感想ですが、疎外感が無くなったと奥さんが話していました。
これまでは壁付けのキッチンだったそうですが、「なんだか後ろ(リビング)が盛り上がっているな。」なんて思いながらも、せっせと料理を作ることに疎外感を感じていたとのことでした。
部屋が完全に分かれているよりも、近くても後ろを向いているような距離感のほうが、もしかすると疎外感を感じやすいのかもしれません。
よく言われている対面キッチンのメリットは実際どうだった!?
ここからは一般的にメリットと呼ばれている部分が個人的にどうだったか、リアルな感想になります。
家族とのコミュニケーションが取りやすくなるメリット!
家族とのコミュニケーションは非常に取りやすくなり、メリットといえると思います。
対面キッチンだと、顔を上げれば相手がこちらを見ているので、ちゃんと顔を見るコミュニケーションが増えました。
温度感みたいなものが伝わりやすくなった気がします。
会話もそうですが、リビングで何が行われているのか、わかるのも大きいです。
以前は、(出かける前にキッチンで飲み物の準備をしていて、ふとリビングを覗いたら、子供たちが着替えもせずにテレビを見ている。)なんてことが以前の家では頻繁に起きていました。
対面キッチンにしてからは、見てる・見られている意識もあるのか、スムーズです。
食事の配膳がスムーズになるメリット!
配膳がスムーズになるメリットもよく言われていますが、本当にその通り!
出来た料理が目の前からチャッチャと持っていってくれることに、非常にありがたみが湧いています。
我が家はまだダイニングテーブルを設置していないので、配膳のスムーズさを最大限に体感できていませんが、こんなにありがたいとは。
キッチンには腰壁を設置しているので、ダイニングテーブルがあってもテーブルにそのまま置くことはできませんが配膳はかなりスムーズです。
部屋が広く見える開放感がメリット!
キッチンとダイニング、リビングが繋がっているので、開放感のメリットはものすごくあります。
目の前が大きな窓だったら、もっと開放感があったかもしれません。
残念ながら小窓しかないので、代わりに大きめのテレビを設置しています。
キッチンから見ることを想定してサイズを決め、これにより同じ番組を観れるので、家族間コミュニケーションのメリットにも繋がっています。
よく言われている対面キッチンのデメリットは実際どうだった!?
対面キッチンにはメリットだけじゃなくデメリットもあります。
ただし解決策がないわけではありません。
手元が丸見えになるのがデメリット!
調理中や皿洗いなど、手元が見えることが対面キッチンのデメリットと言われています。
家族はさておき来客時などは手元が見られるのは、あまり気持ちの良いものではないですからね。
解決策としてキッチン腰壁があります。
我が家もキッチン腰壁を設置していますが、設置すると周囲から手元を見ることができないので、デメリットを感じません。
ただし、キッチン腰壁をつけると対面キッチンの魅力の1つである「フラットなワークトップ」は諦めなければいけません。
我が家はワークトップに調味料をどうしても置いてしまう性格なので、キッチン腰壁に不満はありません。
油はねや水はねで床が汚れるのがデメリット!
油はねや水はねに関してのデメリットもよく聞きます。
キッチン側というより、ダイニングやリビングにまで飛んでしまうことを言いますが、こちらもキッチン腰壁が解決してくれています。
代わりにキッチン腰壁が汚れるので掃除が必要になりますが、キッチンの向こう側が汚れることはありません。
我が家は油はねの全てを防げてはいませんが、そもそも揚げ物をあまりしないことと、揚げ物をする時は下記の商品を利用しているので油はねの影響はありません。
気になる方はディバイダーを追加で設置することをおすすめします。
既製品もありますが、ガラス製のものをオーダーメイドで作成してくれる会社も存在します。
ガラス製などあまり目立たないものであれば、フラットなワークトップであっても見た目を損なうことなく油はね水はねからリビングやダイニングを守ることができると思います。
壁付けキッチンよりも場所が取られるデメリット!
基本的に対面キッチンは背面に収納スペースがあるので、壁付けキッチンよりもリビングやダイニング側に迫り出しています。
そのため部屋のサイズや間取りによっては、リビングやダイニングが狭くなるデメリットがあります。
我が家もキッチン、ダイニング、リビングと並んだ配置ですが、縦長に並んでいることもあって、なんとかなっている状態です。
部屋のサイズを大きくすることは出来ないので、リビングに置くソファ、ダイニングに置くテーブルなど、それぞれを小さめにすることで解決できます。
対面キッチンにできるかはリノベーション(リフォーム)会社じゃないとわからない?
元のキッチンがどのような配置かとパイプスペースの位置で想定はできますが、実際は壊してみないとわからないものだったりします。
とはいえ、ちゃんとしたリノベーション会社さんに調査してもらうと、確度の高い提案をしてもらえるのでおすすめです。
リノベーション業界の象徴的存在「リノべる」さん
リノベーション業界を牽引する「リノべる。 」さんは、我が家のリノベーションのきっかけとなった会社です。
スタッフの数も専門家も多いので安心してお任せできます。
会社の規模が大きいのでワンストップリノベーションであっても専門家が集結しているイメージ!
デザイン性の高いリノベーションは「マイリノ」さん
デザイン面でも安心できるリノベーション会社さんであればグローバルベイス社の「マイリノ」というサービスが非常に優れていると思います。
ユナイテッドアローズやINDUSTRIAL BRANCH、DULTONなど有名ブランドとのコラボレーションが特徴です。
有名やインテリアブランドがデザインを担当するなら素晴らしい住空間になりそうです。
まだ相談する会社が決まっていないなら「リフォームガイド」さん
まだリノベーション・リフォーム会社が決まっていないのであれば、「リフォームガイド」さんがおすすめです!
全国の優良リノベーション会社から選んで紹介してもらえる、利用料無料のマンションリノベーション一括見積もりサービスですので、安心してお任せできます。
紹介してもらえるリノベーション会社は、お客様の評価・対応・財務状況・アフターサービス・実績などの審査をクリアした会社だけなので非常に安心。
リノベーションで対面キッチンにして良かった
我が家はまだまだリビング&ダイニングにソファなど、購入を予定してたものを設置していません。
それにより部屋に圧迫感がなく余裕もあるので、対面キッチンによるデメリットを感じられていないのが現状です。
一方で、子供の成長や趣味嗜好の変化など、生活スタイルには必ず変化するタイミングがあります。
対面キッチンにしたことを、この先、どう感じるかはわかりませんが、今のところは非常に満足のいく結果です!