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スケルトンにしてみて初めてわかることがたくさん

リノベーション工事がどんどん進んでおり、今は解体工事を終えて、実物と図面のにらめっっこの最中です。

プランを提案してもらってる時点で「実際に解体してみないとわかりませんけどね。」とは言われていたのですが、実際に解体してみると、予想外のことが出るわ出るわ、いろんな発見があるんですね。

今回は解体工事で「確認しなきゃ!」と聞かされていた点とその結果をまとめてみました。

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パイプスペース(PS)内に余分な隙間はあるのか?

マンションには必ず存在するパイプスペース(PS)。

中古マンション+リノベーションの成功の鍵は、このパイプスペースをどう調理するかにかかっていると言っても過言ではありません。

このパイプスペース内がどうなっているのか、パイプスペース内に隙間があればお部屋も多少広げられますし、逆にパイプギリギリで設計されていると現状維持と行った具合に、壊してみないと分からないんですよね。

タカクラ
マンションの管理会社に販売時の図面を見せてもらいましたが、パイプスペース内の配管位置まではわかりませんでした。

浴室を一回り大きくすることに成功!

我が家は浴室のサイズが1216と一昔前の標準サイズでした。

浴室を大きくしたかったのですが、(壁)(浴室)(PS)とパイプスペースが絶妙な位置にあって、「パイプスペースに隙間があれば、その隙間分お風呂を大きくできる(かも)」状態でした。

リノベーション会社選定の際、何人もの担当者が部屋の採寸にきてくれましたが、

担当者氏
お風呂のサイズが上げられるかは、ちょっと壊してみないとわかりませんねぇ。。
ヨメクラ
立場上、適当なことが言えない感じが伝わってくる。。。

といった返事で、いまいちハッキリしない感じでした。

ユニットバスの見積もりはワンサイズ大きめの1317で作ってもらっていて、解体工事によって1317が入るかが決まることになっていたのですが、無事に1317が入ることが決定しました!

タカクラ
今の賃貸のお風呂より大きくなるだけでも幸せだけど、これはラッキー!
ツマクラ
子供をお風呂に入れるのが楽になる!!

キッチンの向きを変えることに成功!

キッチンの向きを変えるには、いくつもの問題をクリアにしないといけません。

左のような向きだったキッチンを、右のような向きに変更したかったけれど、これも排水の関係で「壊してみないとわからない」という状態でした。

既存のキッチンの向きだと、排水パイプはシステムキッチンもしくは腰壁内で傾斜を付けて、配管と接続されているので、外からはわからない。キッチンの向きを変え、排水パイプと配管の間を通路にした間取り。接続箇所の位置が高い場合は、床を上げる方法が考えられるが、場合によっては諦める必要がある。

上下階を繋ぐように部屋に配管が縦断しているのですが、キッチンからの排水が、このパイプのどの位置と繋がっているかによって、部屋のレイアウトが左右されるんですよね。

要は、キッチンシンクからの排水は、水が流れるように傾斜をつけて共用の配管に繋がる訳で、そもそも配管と自室の排水パイプの接続箇所が高い位置だと、その間を人が通れなくなるんですよね。

この問題も、地面ギリギリの位置に配管が繋がっているようで無事クリアでした。

タカクラ
正直、これがダメだと計画が総崩れになるので1番不安でした!良かった!

床を上げないといけないかもしれない?

リノベーションは、すでに作られている(当時想定されていた)生活スタイルを壊して、自身の生活スタイルに合わせた間取りに変更するので、給排水関連で傾斜が必要になり、段差が生まれてしまうことが多分にあります。

リノベーション会社さんにご提案いただいた図面でも結構、段差が生まれていて、

タカクラ
今は気にしないけど、老後を考えた時にちょっと不安。。。

と、思ったりもしていました。

それも、いくつか解体工事で解消することができました!

キッチンとリビングの段差が解消!フラットになった!

前述のパイプスペース問題も大きく関係しているんですが、排水関係でキッチンを8cmほど上げる計画になっていました。

もちろんフラットが良かったんですけど、

タカクラ
まあ、そういうもんか、しょうがないよね。

と、諦めるもなにも納得していたのですが、こちらもフラットで制作できることになりました!

実は段差が生まれることで埃が溜まりそうな箇所があり、メンテナンス方法を少し気にしていたのですが、それが解消されるのが非常にありがたいです。

あと、私は身長が高いので、キッチンに立った時に巨人化してしまうことを少し「嫌だなぁ」と思っていたので、その微妙な気持ちも解消できて嬉しい限りです笑。

段差がなくなったのでロボット掃除機用のスロープが不要になった!

上記の通り段差が解消されたので、もう一つ助かったことがあります。

それはロボット掃除機用のスロープです。

私はリノベーションをするしないに関わらず、新居に引越したら「必ずロボット掃除機を買う!」と心に誓っていたのですが、ロボット掃除機は2cmの段差が登れない弱点がありました。

リノベーション会社に図面の説明を受ける際に、段差ができることを聞いていたのですが、「スロープを作ります!」と声高に叫んだほどに、ロボット掃除機を熱望していました。

今回、フラットな空間となったので、スロープは不要、もちろんスロープ制作に必要な8万円も浮いたので、ワンランク上のロボット掃除機が買えちゃいます!

タカクラ
ロボット掃除機より高いスロープってのもなかなかの皮肉だな。。

天井が低くなるかもしれない?

前述の床上げも少し関係しているんですが、ダクトや梁の関係で一部の天井が低くなるかもと聞かされていました。

タカクラ
残念だけど仕方がないか、なんでも思い通りにいくわけがないよな。(達観)

他と同じく、もともと想定していた間取りを崩してしまうので、リノベーションによって「歪み」みたいなものが生まれるのは、ある程度しょうがないといった心境でした。

洗面台の吊り戸棚が設置できるようになった!

天井が低くなることの1番の弊害が、洗面台純正の吊り戸棚が設置できなくなることでした。

洗面台自体は高さ1900mmで吊り戸棚が400mm、合わせて2300mmが絶対必要な高さだったのですが、この高さが取れなくて泣く泣く吊り戸棚を諦めていたのでした。

よくよく考えると謎の空間があることが想像できる。

そもそも洗面室は、その隣のキッチンよりも床が上がっていてさらに天井も低い状態だったので、ポテンシャルはあるんだけど何かに邪魔されているんだろうと密かに思っていたのですが、実際に解体してみると私の予想通り、無駄な空間が存在していたようです。

タカクラ
絶対に隙間はあると確信していました。

リノベーション会社も最初の1回しか採寸に来ないので、可能性を感じる部分は「解体工事後に相談させて欲しい」と伝えておいたほうが良いと思いました。

良いことばかりでもなかった

最悪を想定してプラン作りをしていたので、解体工事での発見は良い方面が多かったのですが、やはりマイナス面を出てきました。

排水の関係でWICに変な出っ張り

基本的に排水は、トイレの汚水を流す配管と、キッチンや洗面からの排水を流す配管の2つに分かれるそうです。

我が家は洗面関係の排水もトイレの配管に流れている想定外の構造で、その通り道は新設するWICを横断することになりました。

WICのそれほど目立たない位置に「パイプが通ってます」と辛うじてわかるくらいの出っ張りが生まれるそうです。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

最悪を想定していたので、多くがプラスに転がり満足しています!

リノベーション会社によっては解体工事前にプランを固め、「いかなる場合でも変更を受け付けません!」という会社もあるので、懸念事項がある場合は予め話しておいた方がいいかもしれません。

私も洗面台の吊り戸棚に関しては、壊してから相談させて欲しいと話していましたし、お見積もりも吊り戸棚のあり/なしの2種を貰っておくことでスムーズな連携ができました。

まだまだこの先も想定外のことが起きると思いますが、楽しんでいける範囲であることを願いつつ。。。

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