
中古マンションを購入し、スケルトンリノベーションをして暮らしているタカクラです。
わが家は築35年・69㎡の中古マンションをスケルトン状態まで解体し、3DKから2LDKへ間取りをつくり直しました。
そのなかでも大きく変更した場所のひとつがキッチンです。
もともと壁付けだったキッチンを、リノベーションで対面式の「ペニンシュラキッチン」に変更しました。
対面キッチンは当時、絶対に取り入れたいもののひとつ。実際に暮らし始めた当初も満足していましたが、それから約4年が経ちました。
長く使っていると、換気や収納、通路の広さなど、気になるところも出てきます。また、子どもの成長によって、対面キッチンに求めるものも変わりました。
この記事では、壁付けキッチンから対面式のペニンシュラキッチンへ変更したわが家が、4年間使って感じたメリット・デメリットや後悔した点、もう一度リノベーションする場合も選ぶのかを紹介します。
- 壁付けからペニンシュラへ変更し、4年使った現在も大きな後悔はない
- 家族の様子が見える、配膳しやすい、LDKに開放感が出るのはメリット
- 換気、収納、通路幅など、長く使って分かった気になる点もある
- 次も選ぶかどうかは、間取りや家族の暮らし方による
スケルトンリノベーションで実際にできたこと・できなかったことについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
わが家がペニンシュラキッチンを採用した理由

ペニンシュラキッチンとは、キッチンの左右どちらかが壁に接している対面キッチンです。
両側に通路があるアイランドキッチンとは違い、片側が壁につながっています。
わが家も当初はアイランドキッチンに憧れがありましたが、69㎡のマンションなので、キッチンだけでなくリビングやダイニングの広さも確保したいところ。
そこで、片側を壁につけられるペニンシュラキッチンを採用しました。
もうひとつ大きかったのが、料理をしながら子どもの様子を見られることです。
以前の住まいでは、キッチンとダイニングが同じ部屋にあり、リビングは扉を挟んだ別室でした。
リノベーションするなら、キッチン・ダイニング・リビングをひとつにつなげたいと考えていました。
キッチン以外にも和室をなくしたり、パントリーやウォークインクローゼットをつくったりと、家全体の間取りを変更しています。
69㎡のマンションを3DKから2LDKへ変更したBefore・Afterはこちらの記事で紹介しています。
ペニンシュラキッチンを4年使って感じたメリット

料理をしながら家族の様子が見える
これは実際に使ってみても、大きなメリットでした。
料理をしていても顔を上げればリビングやダイニングが見えるので、子どもが小さかった頃は特に便利でした。
会話もしやすく、以前の壁付けキッチンと比べると、キッチンとリビングが同じ空間になった感覚があります。


配膳がしやすい
料理をリビング・ダイニング側へ渡しやすいことも、対面キッチンにして良かったところです。
わが家はキッチンに腰壁を設けていますが、それでも出来上がった料理を目の前から渡せるので、配膳はかなり楽になりました。


LDKに開放感が出た
キッチン、ダイニング、リビングがひとつにつながったことで、以前よりも空間に開放感が出ました。
限られた広さのなかで対面キッチンを実現できたことには満足しています。
キッチン自体が居心地のいい場所になった
これはリノベーション前にはあまり考えていなかったメリットです。
キッチンからリビングのテレビが見えるため、椅子を置いてテレビを見たり、晩酌したりすることがあります。
お酒やつまみもすぐ取れるので、夫婦ともに意外とこの場所がお気に入りです。
単に料理をするだけではなく、キッチン自体がLDKの一部になりました。


4年使って分かったペニンシュラキッチンのデメリット・後悔

換気扇だけでは換気しきれないことがある
4年使っていて気になるのが換気です。
わが家の場合、料理によっては換気扇だけでは十分に換気しきれず、結局窓を開けることがあります。
リビング・ダイニングと空間がつながっているため、料理のニオイなども広がりやすくなります。
オープンなキッチンを検討するときは、キッチンの形だけでなく換気についても考えておいた方がいいと思います。
油はね・水はねは対策が必要
ペニンシュラキッチンでは、油はねや水はねも気になるところです。
わが家は腰壁を設けたため、リビング・ダイニング側への飛び散りはかなり抑えられています。ただし、その分腰壁自体の掃除は必要です。
また、わが家では揚げ物をそれほど頻繁にしませんが、揚げ物をするときには油はねガードを使っています。
油を使う料理が多い家庭では、コンロまわりをどのような仕様にするかも考えておいた方がよさそうです。


キッチンの手元が見えやすい
オープンなキッチンは、リビング・ダイニング側から中が見えやすくなります。
わが家はワークトップを完全なフラットにはせず、腰壁を設けました。
そのため調理中の手元や、ワークトップに置いてある調味料などはリビング側からそれほど見えません。
フラットなワークトップには憧れもありましたが、実際の生活を考えると腰壁をつくって良かったと思っています。
収納は多い方だと思うが、それでも足りない
わが家のキッチン収納は、決して少ない方ではないと思います。
それでも4年間暮らしていると物が増え、現在はもう少し収納があればと感じています。
ただ、これはペニンシュラキッチンだけの問題ではありません。
食品や日用品をどのくらいストックするのか、物をどのくらい持つのかなど、生活スタイルや性格によるところも大きいと思っています。
わが家ではパントリーもつくっていますが、内部の棚はすべて造作せず、既製品のスチールラックなども使っています。
リノベーション時にどこまで収納を造作するか、DIYや既製品をどう使ったかについてはこちらの記事で紹介しています。
通路を少し狭めにしたので多少窮屈
ペニンシュラキッチンは、キッチン本体だけでなく背面収納や通路のスペースも必要になります。
わが家ではLDK全体とのバランスを考えて、キッチンの通路を少し狭めにしました。
家族2人がキッチンに入れないほどではありませんが、多少の窮屈さはあります。
通路を広くすれば、その分リビングやダイニング側が狭くなるので、70㎡弱のマンションではLDK全体でバランスを考える必要があります。


壁付けキッチンから対面のペニンシュラキッチンへ変更できる?

中古マンションの場合、壁付けキッチンから必ず対面式のペニンシュラキッチンへ変更できるとは限りません。
マンションではパイプスペースや窓など、動かせないものがあります。
わが家の場合は比較的ペニンシュラキッチンに変更しやすい間取りだったため採用できましたが、
「この間取りなら壁付けから対面キッチンにできるのか?」
「キッチンを移動したらLDKはどのくらい狭くなるのか?」
といったところは、実際の間取りを見ながらリノベーション会社に相談した方が分かりやすいと思います。
わが家もリノベーション会社に相談しました
わが家もリノベーションを検討していた当時、「リノべる。」のショールームへ何度か足を運び、実際に打ち合わせをしました。
最終的には予算や時期などもあって別の会社でリノベーションしましたが、ここで聞いた話はその後のリノベーションでも参考になっています。
中古マンション探しからリノベーションまでまとめて相談できるので、
「中古マンションを買って間取りを大きく変えたい」
「希望しているキッチンや間取りが実現できるのか知りたい」
という段階で、相談先のひとつとして検討してもよいと思います。
\ 希望する間取りができるか相談してみる /
なお、わが家は複数のリノベーション会社を比較してから依頼先を決めました。
実際に検討した会社や、どのように選んだのかはこちらの記事にまとめています。
もう一度リノベーションしてもペニンシュラキッチンを選ぶ?
4年間使ってきましたが、ペニンシュラキッチンにしたこと自体に大きな後悔はありません。
もう一度リノベーションするとしても、ペニンシュラに変更しやすい間取りであれば選ぶと思います。
ただ、間取りに無理があるなら、今はそこまでこだわらないかもしれません。
リノベーション当時は子どもも小さく、料理をしながら様子を見られることを重視していました。
しかし4年が経ち、子どもも成長したことで、そのメリットの重要度は以前より下がっています。
家族構成は同じでも、家に求めるものは変わる。
4年暮らしてみて、これは実感しています。
まとめ|ペニンシュラキッチンそのものより、暮らしに合っているかが大切

壁付けキッチンからペニンシュラキッチンに変更して約4年。
家族の様子が見えることや配膳のしやすさ、LDKとの一体感には満足しています。
一方で、換気扇だけでは換気しきれないことや、通路の窮屈さ、収納不足など、実際に暮らして分かったこともありました。
それでも、ペニンシュラキッチンにしたことを後悔しているわけではありません。
もう一度選ぶかどうかは、ペニンシュラにしやすい間取りかどうか。
4年使った今は、キッチンの形にこだわることよりも、家の広さや家族の暮らし方に無理なく合っていることの方が大切だと感じています。
\ 希望する間取りができるか相談してみる /




