
我が家は中古マンション×スケルトンリノベーションを予定しているので、キッチン、浴室、トイレ、洗面台の計4箇所、いわゆる水まわりは全て交換の予定です。
というわけで、現在は各社のショールームを週末に回っている真っ只中です。
リノベーション会社が決まっているのであれば、訪問するショールームも少なくて済むのですが、複数のリノベーション施工会社さんに相見積もりと提案をお願いしているので、我が家は大手の住宅設備メーカー全てに訪問することになりました。
結論からいうと、タカラスタンダードさんのショールームと、タカラスタンダードさんが様々な面でよかったので、ここで紹介したいと思います!
※予算の都合もあるので実際にお願いできるかはわかりませんが。。。


Page Contents
まずはタカラスタンダードさんの紹介から
タカラスタンダードをオススメする最大の理由は商品の良さです。
私はデザイン職なので見た目も当然こだわりますが、住宅設備に関しては「機能美にこそ注目したい」と考えています。
見た目が非常に優れていても、使いづらくストレスを抱えて生活するのでは本末転倒ですからね。
各メーカーそれぞれに特長がありますが、タカラスタンダードの機能が最も我が家のライフスタイルにあっているように感じました。
タカラスタンダードのホーロー素材は最高です!
ホーローは簡単にいうと「鉄などの金属にガラスをコーティングしたもの」です。
内側が鉄で外側がガラス、それぞれの特徴は言わずもがな、
・内側は鉄なので丈夫で磁石もくっつく
・外側はガラスなのでカビ・汚れ・熱に強い
といった具合に、鉄とガラスのいいとこどりであるこの素材は住宅設備にもってこいな訳です。


ただ、ホーローにも「割れやすい」素材ということ弱点があります。
ところが、タカラスタンダードのホーローは「高品位ホーロー」と呼ばれるもので非常に丈夫!
他社が真似しようにも「難しい技術」のようです。
どれくらい丈夫かは、実際にショールームに訪問すると確認できるのですが、少しだけご紹介します。
タカラスタンダードのショールームがとっても良かった!
私が訪問したのは都内某所のショールームで、スタッフの方が親切・丁寧に対応してくれました。
エンタメ要素が盛りだくさん!?普段使い以上の荒い使い方!
水まわり全般を目的に伺いましたが、タカラスタンダードではキッチンと浴室をメインに考えていました。
正直なところ、デザインが他メーカーより抜きん出ているとは思っていませんでしたが、ホーローの強度をまざまざと見せつけられて、一気に採用したい住宅設備に躍り出ました!
まずは物騒な鉄球を親の仇と言わんばかりに、ホーロー製の板に何度も何度もガンガンと叩きつけます。


おそらくキッチンの扉のようでしたが、大きな音とその激しさにウチの子供はびっくりしていました。
さらに、金属製の歯ブラシで何度もゴシゴシと表面を擦り付けます。
拷問のような扱いに終始呆気にとられてしまいます。


ところが、ホーロー製の板はなんの変化もなく無傷の状態ですから、「これだけ暴れまわっても傷一つないのであれば一生ものじゃないか」と思ってしまいます。
タカラスタンダードの製品はとにかくなんでもかんでも、あちこちにこの頑丈なホーローを使用しています。
ショールームの予約は取りにくいので早めがオススメ
私が訪問したタイミングでは、コロナ禍であったため人数制限もしっかりとられていました。
他メーカーさんも同様に入場制限などは行っていましたが、他メーカーと比較しても混んではいなかったですね。


ショールームの数もあってか、予約が取りにくかったメーカーさんの1つなので、予約はサクッととっておいたほうがいいかもしれません。
ユーザー目線に立った価格でわかりやすい
タカラスタンダードでもうひとつ注目したいのが、価格の付け方です。
金額がわかりづらいところを解消してくれました。
そもそも施工会社によって価格が変わる住宅設備
そもそも施工会社によって住宅設備にかかる費用は変わります。
簡単にいうと住宅設備の仕入価格というのは会社によって異なっていて、メーカー側も頻繁に利用してくれる施工会社さんには他社より安く販売したりするわけです。
社会人していればよくある光景ですね。


なんてことも発生しちゃう訳です。
また、金額は下記のような見た目で提示されます。
555,000円 メーカー見積もり金額 1,367,000円(59%OFF)


メーカー見積もり金額がユーザーからすると定価のようなものです。
間に入る卸会社や施工会社によって、前述の通り仕入れられる値段が変わるので、必然的に割引率も変化します。
ショールームでお見積もりをお願いすると、基本的に施工会社さんを通しての金額提示になるのですが、このあたりの費用が会社によって変化するからなんですね。
実際いくらで仕入れられるかはわかりませんが、仕入れられる費用に何%かを乗せた金額がユーザーに提示される流れです。
さて、驚きの割引率でしたがタカラスタンダードの金額はというと、、
タカラスタンダードはどこで買ってもほぼ同じ値段
お見積もり金額 806,000円
同ランクのキッチンを比較したわけではないので、価格差こそありますが割引は一切されていません。
これだけ見ると、


と言ったように勘違いしてしまいますが、あくまでお見積もり金額は希望小売価格みたいなもので「小売店に対して、この価格で販売して欲しいという希望の価格」であって、決して「この価格で販売しなければ赤字になってしまうギリギリの価格」でも「この価格で売らないとダメな強制の価格」でもないんですね。
もちろん「原価」でもなく、ある意味「メーカーが自由につけた価格」ともいえます。
タカラスタンダードの場合、お見積もり金額=そのままユーザーが支払う金額になります。
(他社でいうところの割引後の価格なんですね)
なので、他社だと施工会社を通して渡されるお見積もりも直接渡されますし、施工会社さんのお見積もりにも、その金額で記載されます。
とはいえ、


と思っていたのですが、どうやら儲けは他メーカーと比較すると雲泥の差で、それもあって施工会社はタカラスタンダードをプランになかなか組み込まないらしく、施工会社さんにズバリ聞いてみましたが「よくご存知でwww」と笑っていました。
このような金額提示の仕方なので「業界の嫌われ者」、「タカラスタンダードの闇」なんてことを言われるんですね。
ですので、住宅設備の金額は割引率に注目するのではなく、住宅設備の機能をショールームで直接体験して「このメーカーのこの商品には、こういった機能が備わっていて、この価格」というのをちゃんと把握して、最終ジャッジをしたほうが正しいです。


まとめ

いかがでしたでしょうか?
私はタカラスタンダードのホーローと金額がわかりやすいユーザー目線なところに、非常に魅力を感じました。
各メーカーの同ランクの製品と比較したときに、やっぱり少しだけ高くなってしまうのですが、もう少し最終的な金額が出て、採用できる余地があれば採用したいと考えています。
そして皆さんにショールームで鉄球や金属ブラシを体験していただいて、タカラスタンダードの虜になってもらえればと思います笑!
では!