さて、いざリノベーションが始まると間取りなどの、空間デザインと同時に各住宅設備の選択が始まりますね。
特に築年数が経っている中古マンションの場合、水まわり(キッチン、浴室、トイレ、洗面台など)の交換は必須といえますので、ショールームで商品を実際に見る機会は必要です。
今回は、リノベーション経験者である私が、ショールーム訪問前に準備しておくことと、実際に訪問した各ショールームの感想をまとめてみました。
ショールームを訪問する予定がある人はぜひ参考にしてください。
それでは、いってみよう!
Page Contents
ショールームに行く前の準備(予約〜確認)
まずはショールームの予約から(絶対に必要です!)
行きたいメーカーのショールームが決まったら、まずはショールームの予約が必要です。
各ショールームの予約先リンクを貼っておきますのでご活用ください。
ちなみに、急な訪問の場合でも混み具合によっては入れてもらえますが、ショールームのスタッフが専属でついてくれるサービス(案内や製品説明をしてもらえる)は、基本的に受けることができないので、できる限り予約しておくのが吉です。
見たい製品(商品)や機能をあらかじめ決めておく
ショールームのスタッフさんに商品や機能の説明をしてもらう場合、付いてもらえる時間は1時間程度です。
自分たちだけで自由に見てまわる場合は、時間制限がないメーカーもありますが、混み具合によって制限がかかることもあります。
見たい商品や気になる機能をしぼっておかないと、あっという間に時間は過ぎてしまうので注意が必要です。
リノベーション施工会社のプランにある製品を中心に「このメーカーはキッチンと浴室」「このメーカーはトイレ」といったこと事前に決めておいたり、また、多くのメーカーは製品を高価格帯、中価格帯、一般向けとカテゴライズしていますので、「トイレは低価格(一般向け)のもの」「キッチンは高価格帯(高機能)のもの」みたいに決めておくのも一つです。
訪問するショールームに目的の製品(商品)があるかチェック!
見落としがちなのが、行こうとしているショールームに目的の製品が展示されているかということ。
私は一部のリノベーション施工会社にしか卸していない「ビルダー製品」の提案をされていたので、実物を見てみたかったのですが、行こうとしていたショールームで展示されておらず、慌てて都心にある大型のショールームに訪問しました。
最初から都心の大型ショールームを回遊するのも手ですが、やはり都心は駐車場がないショールームも多く駐車料金も高かったりするので、展示の有無を事前に確認し、ピンポイントで狙って訪問するのが良いかもしれません。
住宅設備メーカーのショールームに予約して訪問しました!
私が購入した中古マンションは、20年は住宅設備を交換していなそうなので、キッチン、浴室、トイレ、洗面台の水回り一式を交換する必要があります。
何日もかけて、一通り相談に伺いました。
タカラショールーム(タカラスタンダード)
訪問先名 | タカラスタンダード 足立ショールーム(2回訪問) |
訪問先住所 | (タカラスタンダード 足立ショールーム) 〒121-0074 東京都足立区西加平2-7-12 |
予約はコチラ | 見て、触れて、納得。顧客満足度の高いタカラスタンダードのショールーム |
ホーローといえばタカラスタンダードです。
やはりタカラのホーローはとにかく頑丈で他社は真似できていません!
私が訪問した際、前々から噂に聞いていたパフォーマンスも見せていただき、その頑丈さは他メーカーにはないものでした。
鉄球を扉にぶつけたり金属ブラシで擦ったりするパフォーマンスなのですが、かなり乱暴にやられているのに傷一つつきませんでした!
住宅設備は出来ることなら10〜20年は使いたいものなので、頑丈であることや壊れないことは非常に重要です。
ホーローは、簡単に言うと鉄にガラスをコーティングしたものなので磁石がくっつきます。
磁石がくっつけば、カスタマイズの自由度も増し、使い勝手が良く仕上げられます。
キッチンだけじゃなく、浴室やトイレもかなり良かったです。
1番予約が取りづらかったので早めの予約がオススメです!
\ 予約訪問でじっくり見れます! /
タカラスタンダードのショールームは面白かったので別でまとめています!
TOTOショールーム
訪問先名 | TOTO足立ショールーム(2回訪問) |
訪問先住所 | (TOTO足立ショールーム) 〒121-0075 東京都足立区一ツ家3-17-1 |
予約はコチラ | TOTOのショールーム |
TOTOといえばトイレですよね。
私もトイレ目当てで行きましたが、さすがはTOTOのトイレ、汚れがつかない薬品を陶器自体に練り込んでいるため、他メーカーより汚れがつきにくい仕組みになっているとのこと。
今はリノベーション会社さんにご提案いただいている状況ですが、「トイレはTOTO一択!」と話される業者さんは多いです。
トイレ業界の勢力図的には、TOTO vs 他メーカーといった構造のようです。
私はトイレはもちろんのこと、洗面台と浴室が気になってしまいました。。。
クリナップショールーム
訪問先名 | ・東京北ショールーム(初回訪問先) ・新宿ショールーム(キッチンタウン・東京)(2回目訪問先) |
訪問先住所 | (東京北ショールーム) 〒123-0841 東京都足立区西新井7-2-1 (新宿ショールーム) 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-11 新宿三井ビルディング2号館1F |
予約はコチラ | ショールームご予約(商品のお見積りやご相談) |
クリナップはキッチン目当てで行きました。
クリナップといえばステンレス!ステンレスに特に力を入れているメーカーさんと認識しています!
キッチンに限らずですが、各メーカーは2~3シリーズ(クリナップだとセントロ、ステディア、ラクエラみたいな)を展開しています。
前述の通り、高価格帯、中価格帯、一般向けのようなシリーズ展開なのですが、システムキッチンの1位、2位はクリナップの高価格帯、中価格帯とリノベーション会社の人に聞きました。
システムキッチンを日本で初めて作ったのはクリナップで、ロゴのコピーライトにも「キッチンから、笑顔をつくろう」と書くあたり、キッチンへの並々ならぬ決意が感じられます。
お風呂も気になりましたが、我が家のお風呂サイズは製造しておらず断念。。
リクシルショールーム
訪問先名 | ・LIXIL足立水まわりショールーム(初回訪問先) ・LIXIL葛西水まわりショールーム(2回目訪問先) ・LIXILショールーム東京(3回目訪問先) |
訪問先住所 | (LIXIL足立水まわりショールーム) 〒121-0063 東京都足立区東保木間1-4-7 (LIXIL葛西水まわりショールーム) 〒134-0083 東京都江戸川区中葛西4-4-1 (LIXILショールーム東京) 〒160-6107 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー6F |
予約はコチラ | リクシルのショールームページ |
トイレといえばTOTO、ホーローといえばタカラスタンダードといった具合に、他メーカーは飛び抜けたジャンルがあるイメージですが、リクシルはどのジャンルにおいても安定したイメージで、使い勝手の部分でよく考えられてる印象を持ちました。
キッチン目当てで訪問しましたが、収納の非常によく考えられていて、かなり使いやすそうでしたね。
トイレはINAXというブランドなので違うメーカーと勘違いしそうですが、同じリクシルのグループです。
また、リノベーション会社がリクシルの建具(ドアやクローゼットの扉、下駄箱など)を提案されてるケースも非常に多いので、水まわりのほかに建具のチェックも忘れないようにしましょう。
スタッフさんの案内がない、フリーの予約は取りやすく後日、オンラインでの打ち合わせもしました。
パナソニック
訪問先名 | パナソニック リビング ショウルーム 東東京(2回訪問) |
訪問先住所 | (パナソニック リビング ショウルーム 東東京) 〒121-0055 東京都足立区加平1-13-7 |
予約はコチラ | パナソニック リビング ショウルーム |
家電メーカーのイメージが強すぎて、なかなか想像できませんがキッチンもお風呂もトイレも作っているパナソニック。
お風呂とトイレを目当てで訪問しました。
トイレは中性洗剤を入れることで自動洗浄してくれる機能や、非常時に乾電池でトイレの水を流せるなど、なかなか家電メーカーらしい他社にはない発想があります。
家電イメージが強すぎて、予約を取り忘れてしまい、後日訪問しました笑。
予約が取りやすいオンラインショールームも有効活用しよう
実際に訪問したメーカーさんは大手で、私の住まい周辺であってもショールームはありましたが、遠くにあって見に行けないメーカーさんもありますよね。
コロナ禍でもありますので、遠くにあるショールームはオンラインで一度見て、気に入ったら訪問するというのも一つの方法だと思います。
Woodone
私の好きなキッチンで実際に見てみたいと思っていますが、訪問するのに少し遠いのでオンラインで見てみました。
やっぱり木製は素敵ですね〜。他社は木目調のシートなのに対して、こちらは純な自然素材ですので、お好きな方は是非!
後日、フローリングを目的に訪問しましたが、フローリングは実際に靴を脱いで歩くことが必要だと思いました。
小さなサンプルで決めようと思っていましたが実際にショールームで体験すると、「よく体験しないで決めようとしてたな。。」と思ってしまうほど、フローリングの重要性を感じました。
ショールームの予約はコチラ
トクラス
あまり聞きなれない会社名ですが、以前はヤマハリビングテックという社名でヤマハグループの一つでした。
システムキッチンが有名で「逃げ恥」のキッチンはこちらのメーカーの商品だそうです。
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ショールームの予約は必要〜さいごに
リノベーション会社の提案やメーカーのカタログを見ていても、実際に見たり体験してみないと商品の良し悪しはわからないですよね。
短くても10年近くは使用するキッチンやトイレ、浴室や洗面台などはショールームで実物を見て決める必要を強く感じました。
コロナ禍もあって予約が取りづらいメーカーもあるので、早めの予約をオススメします!
予約なしは厳しいです!
それでは!