こんにちは、中古マンションを購入し、リノベーションをして暮らしているタカクラです。
今回は、中古マンションを購入した後、思い切ってリノベーションしたほうが良いのか、それともリフォームで十分なのか、どちらが良いのか「お悩みのご家庭向けの記事」になります。
というのも、当時この悩みを不動産会社さんやリノベーション会社さんに聞いても、その回答にビジネスがチラついてしまい、個人的には素直に受け止められなかったからです。
「良いこと言ってるけど仕事だから裏があるのでは?」と。。。
そういうこともあって、実際にリノベーションをしたリアルな意見を残しておこうと思います。
ちなみに、我が家の場合ですが
のコンビでした。
そんな我が家でしたが、これから書いていくポイントをもとに検討し、「やっぱり我が家はリノベーションだな」という結論に至った訳です。
ぜひ、参考にしてください!
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場所を必要とする趣味がある?ない?
家族みんなで楽しむ趣味から、奥さんだけ旦那さんだけの趣味もありますが、場所を必要とする趣味であれば当然、間取りにも影響します。
現状の間取りで問題のない趣味であればリフォームで十分ですし、物足りないのであればリノベーションとなります。
塊根植物の育成は、年間を通して一定の日光量や温度が必要ですので、方角にもよりますが窓側はキープしておきたい場所です。
リノベーション後に始めた趣味なので、いまさらなのですが、リノベーション前から始めていたら、植物のために何か考えていたことでしょう!
あくまで一例ですが、場所(特定の場所も)を必要とする趣味があれば、念頭においてお部屋探しやリノベーションを考えておく必要があります。
屋外(屋内)への荷物の出し入れが多い?少ない?
部屋と外との荷物の出し入れが多いご家庭には、リノベーションをオススメします。
例えば、趣味でいうとアウトドアやキャンプが挙げられます。
アウトドアやキャンプは、テントやチェアなどが土や泥で汚れますが、掃除をしても完全に落としきれるものでもなく、キャンプ場での最低限の掃除だけで、そのまま閉まっておくことが多いです。
広めの土間や大きめの玄関収納を作れば、汚れたキャンプギアを部屋にあげる必要はありませんし、わざわざベランダまで持っていく必要もありません。
なによりキャンプギアの車への積み下ろしがスムーズになるメリットもあります。
積み下ろしといえば、コストコなど大型ショッピングセンターでのお買い物を頻繁にされるご家族にも、リノベーションが有効だと思います。
飲料水やお酒のストックなど、重たいものは玄関の収納に置いておけるので、わざわざ運ぶ必要がありません。
逆に、玄関に収納するのものが少量の靴や傘だけであれば、少なくとも玄関はリフォームで十分だと思います。
こだわりを持っているタイプ?こだわりがないタイプ?
趣味やライフスタイルという視点ではなく、多くのことに「こだわり」を持っているタイプの人にはリノベーションをオススメしています。
それは、「こだわりがない人にはリノベーションが向いていない」という訳ではなく「こだわりがある人は、リノベーションをより楽しめる人」だと思うからです。
個人的に、リノベーションや注文住宅は「好きなファッションアイテムを選ぶ」「好きなインテリアを選ぶ」ことの延長だと思っています。
たくさんある選択肢の中から、「自分が良いと思ったものを楽しんで選べる人」であること、「自分の中の正解が多ジャンルに渡ってある人」が向いていて、それらの最大公約数がリノベーションだったり注文住宅だと思っています。
「フローリングは○○の無垢材がいい」、「キッチンはオープンキッチンがいい」など、インテリアで調整できない箇所も選びたい人は、リノベーション一択になると思います。
逆にインテリアへの趣味のほうが強かったり、インテリアで賄える範疇であれば、リフォームをオススメします。
リノベーションはリフォームに比べて高額ですので、リフォームにして浮いたお金を好きなインテリアにあてる、という考え方も非常に良いと思います。
将来設計ができている?まだこれから?
人生は思い通りにはいきませんが、将来設計ができていたり、ある程度固まっていれば、リノベーション後の享受を長く受け取れると思います。(なのでオススメします)
我が家は夫婦と娘1人と息子1人の家族構成です。
これ以上、家族が増える予定はないので、この家族構成で間取りを考えることになりました。
仕事もテレワーク非推奨(古い!)の会社に勤めており、また業種的にもPC1台で済むので書斎も不要です。
以上のことから、必要な部屋数や最低限の広さがすでに固まっている状態でした。
これからの生活の骨子ができているかは、リノベーションをする上での最適解が出やすいと思います。
数年で生活が大きく変わる可能性が低いのであれば、リノベーションを進めて問題ないと思いますが、まだまだ不透明な状態であれば、一旦はそのまま住むことやリフォームで進め、タイミングをみてリノベーションを行う流れでも良いと思います。
特に子供の数や性別は部屋数に大きく影響しますし、そのあたりの着地を十分考慮してから、リノベーションに移ることを、個人的にはオススメします。
その住居にどれくらい住む予定?引っ越す予定は?
私は購入したマンションに長く住むつもりでリノベーションをしました。
10年後に引っ越したり、今の住まいを売却する等の予定があれば、おそらくリノベーションはしなかったと思います。
理由としては(ただのケチということもありますが)リノベーション費用が単純に勿体ないと感じるからです。
リノベーションをすると、(特にスケルトンリノベーションであれば)物件の資産価値にプラスの影響はあると思います。
ですが、人を選ばない汎用的に作られた間取りと、個別の生活スタイルに合わせて作られた間取りでは、買い手がつきやすいのは前者だと感じます。
例えば、我が家は子供部屋が極端に狭く、ベッドと机を置いたら、それだけでいっぱいになる広さです。
その代わりリビングは少し広めです。
みんなが集まるように、という思いからですが、個人の空間を大切にするご家庭もあるでしょうし、特異なリノベーションをするのであれば、価値は考えないほうが良いかもしれません。
リノベーション・リフォームにかけられる予算が多い?少ない?
当たり前ですが、リノベーション・リフォームにどれだけ予算がかけられるかは非常に重要な項目です。
そのためにも、中古マンション購入費とリノベーション費用は分けて考えたほうが良いと個人的に思います。
というのも、我が家は「中古マンション購入費用+リノベーション費用」の全体で予算を組んでいたので、大変苦労しました。
中古マンションを購入した残額でリノベーションをしようと考えていたのですが、思いのほか物件価格が高くなったからです。
最初は別で考えていたのですが、やはり良物件が出てくる頻度や購入するまでのスピード感、なにより「販売価格の高いマンションほど環境面に違いがある」という点で、少し予算オーバーの物件を購入しました。
結局、残額でリノベーションするため、定額パッケージでリノベーションを行い、材料や設備費用を妥協していくことになりました。
結果的に「定額パッケージ+オプション」で自由に設計できたので満足していますが、当初、検討していたお気に入りのリノベーション会社さんには依頼できず、また、諦めた素材や住宅設備も多分にあります。
特に素材や住宅設備は、見た目が大きく変わりますしクオリティも下がるので、「なんのためにリノベーションしてる?」と思ってしまうかもしれません。
予算が厳しい場合は、全体のクオリティを下げるのではなく、部分的なリノベーションやリフォームをオススメします。
方向性が決まったら、リノベーション会社さんやリフォーム会社さんに相談しよう!
リノベーション会社さんもリフォーム会社さんも数多くあります。
その中でも厳選した会社さんを紹介します!
リノベーション業界の象徴的存在「リノべる」さん
リノベーション業界を牽引する「リノべる。 」さんは、我が家のリノベーションのきっかけとなった会社です。
スタッフの数も専門家も多いので安心してお任せできます。
会社の規模が大きいのでワンストップリノベーションであっても専門家が集結しているイメージ!
デザイン性の高いリノベーションは「マイリノ」さん
デザイン面でも安心できるリノベーション会社さんであればグローバルベイス社の「マイリノ」というサービスが非常に優れていると思います。
ユナイテッドアローズやINDUSTRIAL BRANCH、DULTONなど有名ブランドとのコラボレーションが特徴です。
有名やインテリアブランドがデザインを担当するなら素晴らしい住空間になりそうです。
まだ相談する会社が決まっていないなら「リフォームガイド」さん
まだリノベーション・リフォーム会社が決まっていないのであれば、「リフォームガイド」さんがおすすめです!
全国の優良リノベーション会社から選んで紹介してもらえる、利用料無料のマンションリノベーション一括見積もりサービスですので、安心してお任せできます。
紹介してもらえるリノベーション会社は、お客様の評価・対応・財務状況・アフターサービス・実績などの審査をクリアした会社だけなので非常に安心。
まとめ
ここに記載した内容はあくまで一例です。
我が家の場合は間取りを大きく変えたので、リフォームではなくリノベーションを選択しましたが、イメージと異なる使い方になった場所や設備を見ると、「ここはリノベーション必要だった?(笑)」と今だに思ったりもします。
(それも愛着となっていますが)
リノベーション、リフォームのどちらであっても大きな金額が動きますので、失敗したくない気持ちから完璧な判断を求めてしまいます。
ですが、生活スタイルは予期せず変化することも多分にあり、どちらに転んでも後悔する可能性はあります。
最後は直感になるかもしれませんが、家族でよく相談し決めることが最良だと思います。