中古マンションを購入し、リノベーションして暮らしているタカクラです。
今回は冷蔵庫と壁の間に収まる隙間収納を購入した話を書いていきたいと思います。
リノベーションしたのに収納家具をあっさり購入というと「リノベーションの敗北!(いや、ただのミス)」と思われるかもしれませんが、冷蔵庫と壁の間なので有効活用という訳です。
実際、隙間収納は無印良品、アイリスオーヤマ、ニトリ、ダイソーも出しているので必要とされているアイテムです。
というわけで今回は購入した隙間収納の紹介とその感想(レビュー)です。
それでは、いってみよう!
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購入した隙間収納は「リバーシブルキッチン隙間ワゴン」!
実際に購入したのは「リバーシブルキッチン隙間ワゴン」という商品になります!
この商品に行き着くまでに隙間収納をいろいろ探しましたが、
- 冷蔵庫と壁の隙間(15cm)に収まるもの
- なるべく収納力のあるもの
- 出来るだけ頑丈であるもの(作りがしっかりしている)
- レビュー件数が豊富で信頼できそうなもの
このあたりを条件に探しました。
ここからは、「リバーシブルキッチン隙間ワゴン」を選んで良かった点を紹介していきます。
5〜10cm刻みのラインナップだから、あらゆる隙間にジャストフィット!
我が家は幅15cmサイズを購入しましたが、「リバーシブルキッチン隙間ワゴン」は10cm、15cm、20cm、30cmと5~10cm刻みでラインナップされているので、あらゆる隙間に最適なサイズが設置できます。
奥行きも45cmと60cmの2種あるので冷蔵庫横に限らず、洗面所あたりにも使用できそうです。
棚の数が多くて収納力が高い!15cm幅はある程度、何でも入る!
購入するサイズで当然違いはありますが、15cm幅は2Lペットボトルや袋ラーメンも入れられるので大助かりです。
固定棚と可動棚の全てを利用すれば、わずか15cmの隙間に8段ものスペースが作れるので、かなりの収納が期待できます。
しっかりとした作りで非常に頑丈!
やっぱりちゃんとした有名メーカー製なので、組み立てていてもカチッとハマってくれる印象でした。
私は某北欧系大型家具メーカーが大好きなので、そちらの商品も頻繁に購入しているのですが、作っていくと決まってちょっとしたズレが出てきます。
結果的にそれが原因で故障に繋がることもあったので、組み立てていてカチッとハマることは、頑丈に直接繋がる1つのポイントだと思います。
この隙間収納を使ってみて(購入してみて)感じるデメリット
どんな商品でもそうですが、気になる部分はありました。
収納するものによるけど、重い。。。
我が家は写真の通り、缶詰がかなり入っていることもあって非常に重たいです。
ですので、頻繁に使うものはキッチンカウンターやパントリーに仕舞うようにし、完全な食品ストックをここに入れています。
組み立てがなかなか大変でした。
私は組み立てタイプの家具を作るのは得意ほうなのですが、この隙間収納に関してはちょっと大変でしたね。
「リバーシブルキッチン隙間ワゴン」は商品名のとおり、表面がリバーシブルで白とウッドのどちらを表向きにするか選べる便利な特徴があります。
ただ、組み立ての段階で間違えると、やり直す必要が出てくるデメリットもありました。
また、背面にアイテムを置くための薄板を通す必要があり、引き出しを開けた時にどちら側をオープンにするか、事前にしっかり考えなければなりません。
途中でボンドも使用するので失敗も許されず、混乱しないように注意が必要でした。
その他の部分は設計図もわかりやすく、特に迷ったりもありませんでした。
やっぱり大型家具の組み立ては疲れますね、女性の方が一人で、というのは少し難しいかもしれません。
隙間収納を購入する際の注意点!
隙間収納を購入する前に必ず確認したほうが良い点を、ユーザー目線で紹介します。
隙間収納のサイズ(特に幅)を測る時は注意が必要!
我が家の冷蔵庫と壁との隙間は17cmだったので、隙間収納の幅は15cmを選択しました。
約2cm分の隙間があるわけですが、ぴったりサイズではなく、少し隙間が開いている商品を購入したほうがいいです(隙間が約2cmは狭いかもしれません)。
ちなみに隙間のサイズを測る時は、目線や冷蔵庫の上の方でなく下の方(床の方)を必ず測りましょう。
見落としがちですが、多くのご家庭には巾木(はばき)が存在するので、ギリギリのサイズだと入らない可能性があるので注意が必要です。
冷蔵庫の下に耐震マットを敷いている場合は注意が必要!
我が家は冷蔵庫の下に耐震マットを敷いているのですが、キャスターの片側だけが耐震マットに乗ってしまいました。
厚さ数ミリの耐震マットですが、上部にいけばいくほど傾きは大きくなり、壁を擦ってしまうほど全体が傾いてしまいました。
このまま状態で使用すると壁紙が削れてしまうので、解決策として厚さ1mmの透明なマットを二重にして、床に置くことにしました。
冷蔵庫下の耐震マットと今回設置した透明マットの素材や強度がそれぞれ異なるため、隙間収納ワゴンが乗った状態の厚みは完全一致することはなく、ほんの少し斜めに傾いたままです。
壁紙を削るほどではないため、一旦はこの方法で使用していますが、現状より悪化するようであれば耐震マットを外すことになると思います。
冷蔵庫の下に耐震マットを敷いているご家庭は注意が必要ですね。
隙間収納購入に関して、リノベーション経験者として思うところ
今回、言うなれば「収納家具」を購入した訳ですが、「リノベーションで解決しておく点だったのでは?」と思うところもあって、リノベーション経験者として少しまとめてみました。
荷物量を把握してリノベーション設計する必要がある!
我が家はリノベーション計画前に断捨離をしたり、棚卸しをしたりなど「全体量を把握したうえで収納計画を練った」のではなく「とりあえずこれぐらいの収納を作っておいて、そこに入らないものは諦めよう」という甘い考え方でリノベーションしました。
案の定、捨てられないものが続々と出てきて、「さて、これはどこに片付けようか」というものが未だにあります。
リノベーションの計画を進めるにも、実際の荷物の量や自分たちの性格をちゃんと考えた計画でないと、イメージするような暮らしにはならないので、この辺は注意が必要です。
収納や造作家具の費用を削りすぎないように!
どこのご家庭もリノベーションの予算はあると思います。
そして、収納や造作家具を作るのにも当然ながら費用がかかります。
リビングやキッチンなどは人目に触れる機会も多く、かける費用は削るどころか増える一方ですが、目に見えない収納部分にかける費用は比較的、削りやすく思えてしまいます。
我が家は費用もさることながら、何が収まるのかわからなかったのもあって、WIC(ウォークインクローゼット)や収納内に設置する棚板等はDIYで作る予定で進めていたのですが、引っ越し時に荷物を搬入してしまったので、なかなか着手できませんでした。
片付ける前に片付ける棚を作らなくてはいけないのは思ったよりも大変で、「最初から作って貰えばよかったなぁ」と少し後悔しているポイントです。
最後に
話が少し脱線していますが、隙間収納で片付けられるスペースができたことは非常に満足でした。
リノベーションで諦めた「収納」を「隙間収納」で拾ったようなものなので、リノベーション計画はもっと考えておくべきだったなぁと思う反面、良かった点もありました。
それは我が家の内装が、幸いなことに白とウッドを基調にしていることです。
今回の隙間収納に限らず家具のラインナップには、白とウッドのカラバリが多く存在しているので、何を置いてもそれなりにマッチするので、この点はラッキーだったなと感じています。
むしろ完璧な計画が練られない場合は、白とウッドを基調とするのはテクニックとして有効だと感じました。
リノベーション費用が潤沢であれば、全て造作家具で対応できるのかもしれませんが、たとえ潤沢であったとしても、細かく計画して進められるかはまた別の話ですからね!
では!